top of page
空

第1回 令和4年 4月 16日  開講式 ~  現地見学

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶、麝香揚羽)

学名: Byasa alcinous または Atrophaneuraalcinous)チョウ目アゲハチョウ科チョウの一種。

和名は、雄の成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来する(成分はフェニルアセトアルデヒドであることが判明している)。

こんなんおった!

​ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハ(麝香鳳蝶、麝香揚羽)

学名: Byasa alcinous または Atrophaneuraalcinous)

チョウ目アゲハチョウ科チョウの一種。

和名は、雄の成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来する(成分はフェニルアセトアルデヒドであることが判明している)。

麝香とは?

麝香とは雄のジャコウジカの腹部にある香嚢(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥し た香料、生薬の一種で、その匂いに似ているため。 成分のフェニルアセトアルデヒドは多くの種類の昆虫(チョウ目、ハチ目、甲虫類)が、交信物質として利用しています。

分布は?

本州、四国、九州などに分布しています。東北の地方の寒い地域や北海道では殆ど見られません。
海外では台湾、中国の東部、朝鮮半島などの東アジアの国々でも確認されています。

IMG_0638.JPG

川原や荒地などの明るい場所や生息地の上を緩やかに飛びます。河川付近によく見られるのは、そこが食草の一つである草本のウマノスズクサの成育環境であるからで、畑の生垣付近などウマノスズクサの成育環境があれば見られます。また、木本のオオバウマノスズクサを食草とする地域では、オオバウマノスズクサの生育環境である山林の林縁部、渓谷などで本種が見られます。

ジャコウアゲハは幼虫のとき、ウマノスズクサという草を食べますが、これには毒性のあるアリストロキア酸というものがあり、その葉や茎を食べることによって、体内に毒を蓄積 します。この毒は成虫になっても体内に残るため、鳥などの天敵から襲われないと考えられ ています。

ほかの蝶々に比べてゆっくり(ゆらゆら)と人の近くでも飛びまわります。これも天敵からおそわれないからと考えられています。ウマノスズクサが無くなった場合は、大きくなる前に少し早くにサナギになることやジャコウアゲハのサナギを食べる(共食い)ことがあります。

冬の鹿

めずい蝶々らしいで

見れた人は
​かなりラッキーやん?

続きを読む
bottom of page